ボランティア記録<ミラノ世界選手権2018>
一番最新のボランティア経験を書きますね。2018年の春に行われたフィギュアスケートの世界選手権についての記録です。こちらは前年度、つまり2017年の夏頃にボランティア募集を見かけ、応募しました。12月に返事をします、と記載があったのに、いつまで待っても返事がないので、年明けすぐに「どうなりましたか?」とメールを送ったのでした。それで晴れて、その1ヶ月後くらいに「あなたを採用します」というメールをいただきました。そのメールに関しては別記事で触れています。
buecherei-neste.hatenadiary.jp
Accreditation
この言葉、オリンピックなどの国際スポーツのボランティアに参加したい方はぜひ覚えておいてください。運営スタッフだけでなく、競技者、コーチ、関わる人全てがまず最初に行わなければなりません。このIDを持って、会場など限られた場所にアクセスできるようになるのです。カードには、どこにアクセスできるかも書いてあります。
今回、私は宿泊アシスタント(Acoomodation Assistant)でした。
Uniform
次に、ユニフォームを受け取ります。リオの時は、ユニフォーム受け取り場所(Samba という名前だったなあ)と会場がかなり離れていましたが、今回は会場のMeditorium Forumのすぐ裏。Accreditation 場所のすぐ裏で、すぐに終わりました。
受け取ったのは
・パーカー (Uniform)
・上着(薄いプラスチック。防水のように見えるが定かではない)
この2着。メイン会場スタッフは青または紺色だったので
楽しみにしていたのですが、アコモデーションは緑、他の
トランスポーテーションは黄色(これは実際見ていないので不明)で
ちょっと残念。
・記念Pin
・言語の名札 (Name Card)
この名札はオリンピックではなかったので、TOKYO2020では
作成してほしい。便利。
・公式パンフレット
・ボランティアマニュアル(ミニブックなので持ち歩ける)
・ミールカード (Meal Baucher)
(お昼ないしは晩ごはん:勤務が長い場合は2枚もらえました)
今回、私は毎回勤務ホテルが違ったので、ホテルによって違う
食事をいただけて、ラッキーでした。
初日のホテルは15ユーロ以下までなら自由に選んでいい
ということで「ラザニア」を。食後のカプチーノもとても
美味しかったです。
余談ですが、イタリアのEspressoは1ユーロ前後で安い上に、
とても美味しいので、イタリア人のように飲みまくっていました。
コーヒーを飲むと眠れなくなる私も、仕事の疲れもあったからか
毎日、爆睡でした。
・交通関連の切符。
滞在先が市内中心部の安宿でしたので、
毎日1往復はするだろうということで
いちばん最初に1日2枚×勤務日数分、もらいました。
Accomodation Asiistant Staff
ホテルのアクセスはもちろん誰でもできるので、特に特記すべきマークはありませんでした。ホテルをあちこち移動して、毎日違うホテルで、関係者の質問に答える仕事を行いました。
会場は、テレビで選手がアップしたり、移動している様子が写っているので
お分かりかと思いますが、広いスペースにプレハブで壁を作ったようなところです。
広いスペースにボランティア受付もあり、その他、選手たちのアップスペースや休憩場所があったようです。私の仕事は宿泊施設で、毎日違うホテルに直接向かい、会場には時間があるときに練習などを見学した程度なので、あまり会場のことはわかりませんでした。私の個人的な印象ですが、スタッフはちょっと足りていなかったように思います。なぜなら、シフトがかなりハードで、朝の11時スタートの場合は、夜の10時頃まで。午後4時スタートなら深夜0時半頃など・・・・。8時間労働以上です。そのほかにも、シフト変更通達が頻繁にきており、ちょっと大変でした。
また、今回感じたのは、WatsAppの活用。メインの人が外に出払ってしまい、メールアドレスも大会開始前にしか、使えなかったので、あらかじめ、電話番号またはSNS交換が必須だと感じました。
オリンピック・パラリンピックの場合は、Facebookページが必ず作られます。
東京大会のグループもすでにありますよ。そして、現地では「WatsApp」必須です。
グループの人数がかなり多いので、関係ないメッセージも怒涛のように流れてきますが、それをくまなくチェックして、大事な情報を落とさないようにしなければなりません。日本では「LINE」が主流ですが、欧米諸国では「WatsApp」が主流。
ま、でも東京大会は、「アジア」開催なので、LINEがメインになるかもしれませんね。
私は仕事があったので、途中でフェードアウトしてしまいましたが、
チャンスがあれば、2019年は日本の埼玉開催ですから、またボランティアとして、もしくはお給料の発生する仕事として関わりたいなあと思っております。
ボランティア中は写真を撮る機会がほとんどなかったので、始まる前に撮ったものです。
<ホテルのインフォメーション>